コラム
第9編(最終編)
三井田人事労務事務所
扶養についてのコラム 最終編
所得税法と社会保険制度での扶養を8編に渡り述べてきました。
個人的な見解としては、所得税法と健康保険法で 内容を一致させてくれるなどの
国民が分かりやすい内容にして欲しいという、感想を持ちます。
(ただ、所得税は国税庁、健康保険法は厚生労働省管轄ですから 縦割り行政ですから
なかなか上手くいかないでしょうね)
私 個人的には 扶養の制度は不要かなと個人的には思います。
この制度があることで、一般的に女性の働く足かせになっているのは 昔から言われていますが、
今での かなりの部分で 足かせになっていると思います。
年間 103万円までは働けるが、それ以上は夫の扶養から外れるので、働けませんという お声を
まだまだ 良く聞きます。
仕事もあって 本人も もっと働きたいのに・・・・ なんで こんな 矛盾が発生するのでしょう?
と 個人的には思います。
日本のM字型カーブも 底上げされてきており 台形にちかづきつつあります。 つまり
政府の 出産に関する政策が功を奏してか働き続けて、産休や育児休業を取得される方が増えております。
非常に良いことだと思います。
そんな 現状になってきているのに 扶養だどうのこうのというのは、ミスマッチかと思います
早めに この扶養の制度が見直されることを 祈って・・・・ 完